自然循環農法とは

自然循環農法とは、山野の自然の営みを田んぼで再現している稲作りです。
自然は毎年寸分の狂いもなく生命の循環を繰り返しておりますが、ここには人間は一切介在しておりません。有機農法が時代の花形になろうとしておりますが、山野の草木の生育は果たして有機農法でしょうか。そうではなくて自然循環農法であると思います。誰一人山の土を耕して有機物を鋤きこんだことはありません。多くの微生物が介在して必要な分だけ有機物(土表面の)を分解して土に返して、それを草木が吸収しているのです。
 その結果野生の生命の営みが出現し、農薬も肥料も必要としない雑草や大木、 木々が繁茂するのです。
 この現象が田んぼでも現出します。おびただしい生き物が沸き、自然循環田の特徴のサヤミドロ(有機物)が沸き、各々、土に還って行きます。稲の姿を見ていただければわかりますが、間断かん水をしない水稲は野生の生命力を持ち、夏を境に慣行農法の稲は黄色くなって枯れて行きますが、自然循環農法の稲は茎も葉も青々としていつまでも米粒を育てつづけてくれます。

注釈:
現に滋賀県の自然循環の田んぼでは、タニシ・ドジョウ・かえる・めだか・ ホタル・とんぼ等々いろんな生き物やたくさんの鳥たちが群れています。 それだけ土が豊かでバクテリアが数多く生息しているために食物連鎖で 生き物が多いのでしょう。 自然農法では、草や枯葉を堆肥にして土を豊かにします。田んぼでは稲わらを細かくして土に返してやりなさいと教えられています。 自然循環農法はその土地でできたものをその土地に返してあげなさいと教えています。
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by toshokan3 | 2005-10-25 14:36 | 自然食品館


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